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入り身投げ
半身半立 四方投げ
短刀取り三教
私の考える合気道

 
中学生の時、大気汚染のひどかった名古屋市南部をサイクリングしたその夜、突然咳が止まらなくなり喘息になってしまいました。1年間苦しんだ後回復できましたが、風邪を引いたりすると喘息様の咳がまだ続いていました。そして高校入学と同時に合気道を始めました。合気道を志して(身体を鍛えて)喘息を完治させないといけないと思い、暑い日も寒い日も道着一枚で、校庭の芝生、雨の日は教室の板の間で稽古をしました。そのおかげで高校を卒業する時にはほとんど喘息は良くなりました。今は、その時合気道と出会えたことに大変感謝しています。
 合気道は、「気・心・体」の充実を図るために日々心身鍛練を行わなければなりません。私の考える合気道とは、まず技の一つ一つの持つ意味を理解し「体」を通して実践する。次ぎに相手と相和する、和合すること、つまり「心」「精神」を稽古を通して修得する。次ぎに「体」「心」をつなげるために「気」を修得する事だと思っています。この様に稽古を通して肉体と心を融合させる精神性の高い武道です。ただし一朝一夕に成就できるものではなく、日々の心身鍛練がとても大切です。しかし心身鍛練(稽古の仕方)といっても、合気道に入門された方の、社会的背景、目的、年齢など多様ですので、自分にあった合気道を目指せば良いと思います。
 現在、私は生命の元素の一つである「気」について大変興味を持っています。「気持ち」「覇気」「気配」「気力」「自己の気」「宇宙の気」「気功(内気、外気)」「愛気」「合気」など様々な言葉に「気」の文字が使われています。しかしそれぞれの文字の持つ意味は同じなのかどうか、全く違うのかどうか研究中!?整理中です。また「気功」と「太極拳」とのつながり、「肉体」と「心・精神」とのつながりなど東洋的神秘にも大変興味を持っています。何はともあれ今まで述べたことを、「気・心・体」の充実を図るために、陰陽相対の理を持つ合気道に結びつけ、日々精進していきたいと思っています。